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2010年10月17日 (日)

Loud Park 10

2007年に続いて2回目の参戦となった今年のLoud Park。
今年はロニーの急逝もあって、ひょっとしたら、今回見逃すとオジーもレミーも二度と見られないかもしれん、という焦りにも似た気分でチケットを入手。
いろいろ私的な事情があって予定が立てられない状況であったが、ええいままよとばかりにぴあのサイトでぽちっとな。

今回のラインナップは、
TURISAS
LOUDNESS 
KUNI 
SPIRITUAL BEGGARS 
ANGRA 
AVENGED SEVENFOLD 
MOTORHEAD 
OZZY OSBOURNE 
・・・である。
よく知らないバンドも多数出演。
LOUDNESS って、あのラウドネスなんかな。オフィシャルサイト見るとどうもそうらしい。
現地に着いたときにはもう出番が終わっていたので、確認できず。

今回は、モーターヘッド、オジー・オズボーンは当然ながら、アングラに大いに期待していた。
90年代のメタルはさほど詳しくないのだが、なぜかアングラは何枚かCDを持っている。
ブラジルのバンドだそうだが、典型的なメロディック・メタルで、割と好きだ。

会場は神戸ワールド記念ホール。
初めて行く会場だ。
三ノ宮からポートライナーに乗り換えて行くらしい。
JRで三ノ宮まで出て、昼食を摂ってから現地に行こうかな、と思ったが、とりあえず近くまで行ってみようと思ったのが失敗。
最寄り駅を降りてみると、いやぁ、展示会場のような施設があるばかりで、飯屋がない。
ホールは駅と目と鼻の先で、ちょっと歩くとすぐに着いてしまった。
しかたないので、ひもじさを堪え会場に入ることにする。
入り口でグッズを売っていた。
モーターヘッドのTシャツは売り切れ・・・残念。
しかたないので、オジーので我慢する。
なんか不本意な現実の連発で、ちょっとめげてしまった。

一応指定席は確保しているのだが、結構広い会場の後ろのほうの2階席で、しかも椅子が小さく落ち着かない。
遥か彼方で演奏しているのが見えるという寂しい状況だ。
隣の席のヤツも寝てるし・・・。

20101017_loudpark_1

SPIRITUAL BEGGARSの演奏を席で見ていたのだが、いかんせん遠くでがちゃがちゃと演奏されても、なんだか退屈で、うとうとしてしまった。
なるほど、指定席って休むためにあるのだな、と納得。
というわけで、アングラの演奏はアリーナに降りていって観戦。
いやぁ、やっぱりアリーナで間近で観ると、全然気持ちの入り方が違う。
俄然テンションが上がってくるぞ。
超高速チューンで、クラシカルなフレーズを決めまくり、あまつさえ、バイオリン奏者も擁している。
ボーカルもハイトーンがよく伸びて美しい。
中盤でほとんどのメンバーがパーカッションを叩いてサンバ調のリズムでバイオリンソロをやってみたり(MCで「ブラジルからの贈り物だ」みたいなことを言っていたような気がする)、緩急自在な演奏で飽きさせることはなかった。
アングラの演奏が終了したので、一旦指定席に戻り休憩。

Image_angra

AVENGED SEVENFOLDって、全然知らないのだが、どうもドリーム・シアターをやめたマイク・ポートノイが参加していると司会の人が言っていた(ような気がする)。
この日のためにカスタムメイドのドラムセットを用意して、世界初公開とか言っていたような。
後ろの方で観ていたので、あまり感動はなかったが、演奏も曲もよかった。
アリーナで観ていれば、また印象も変わったのだろうと思うと、ちょっと残念かも。

しかしだ。
モーターヘッド、オジーの連発は何が何でもアリーナ前方に出撃しようと思っていたので、ここで限られたエネルギーを消費するわけにはいかない。
もう十分初老の域に達しているので、若者に混じってアリーナ前方でのりのりって、体力がもたないだろう。

AVENGED SEVENFOLDの演奏が終了すると同時にアリーナに出撃。
まだ人垣が薄いうちに前方に立ち位置を確保して、開演を待つ。
周りを見ると、2007年のHeaven and Hellのときよりずっと年齢層が下がっているような気がする。
結構多いのだ、若者が。
もう熱気むんむんっ!
天井からMotorheadのロゴ垂れ幕が下がってくるだけで、会場はどよめく。
スタッフの人がサウンドチェックを念入りにやっているが、ベースのチェックをしているのは、いたって普通の禿げたじいさんだ。
レミーと同年代なのかな。見た感じ、ジェスロ・タルのデイヴ・ペグみたいな感じの人だ。
そんなじいさんがレミーセッティングのベースをぶりぶり弾くもんだから、違和感たっぷり。

ほどなく、客電が落とされ、レミーのお出まし。
いやぁ~、相変わらずの悪人ヅラだわい。
「わしらはロックンロールでぶっ飛ばすぜぃ」みたいなMCとともに演奏が始まる。
一曲目はIron fistだったように思う(どの曲もほぼ同じなので区別がつかない)。
前の出演者のような華麗なテクニックも演出もなく、ひたすら単調なエイトビートを繰り返す。
で、あのレミーのダミ声だ。
会場は阿鼻叫喚、興奮の坩堝。
モッシュなるものを初めて経験した。いやぁ、ちょっと怖かった。
ギターの人が「盛り上がってるか、オーサカ!」みたいなことをしきりに言うが、ここは神戸だ(と小声で突っ込む)。
たぶんロンドンから見れば、大阪も神戸も京都も一緒なのだろう。
ドラムの人がやたらとスティックを上に放り投げる。
くるくると回って、再び受け止めて叩き続けている(ように見える)。なかなか器用な人だ。

演奏開始直後は、なんだか音圧が低い気がしたが、徐々に改善されていい感じになってきた。
途中、ギターの人が一人でステージに残り、延々とソロを弾く(が、たいしたことはしていない)。
恐らくレミーの休憩タイムなのだろう。
ベースをかき鳴らしながら再登場したのだが、音が鳴っていない。
先ほどの禿げたじいさんが慌てて駆け寄って、ベースにプラグを差し込んでいた。
シールドささってなかったんかい!
しかも気付いてなかったんかい、レミーよ(やっぱりどうかしてるな、このオヤジ)。

モーターヘッドが、このように単調でガサツで下品な演奏をするのは、彼らの初来日(82年だったかな)のときに経験済みなので、あぁ、なんも変わってないなぁ。
などと、目頭が熱くなる気分になる。
演奏は後半に突入し、やってくれました、Ace of Spade。
一気に会場は大合唱。
押し合いへし合い汗まみれ。
とどめの一発はOverkill。
きっちり3回エンディングもやってくれて、うひょうひょと大満足。

21世紀の現在からすると、もはやヘヴィーでもメタルでもない古風なハードロックにしか聞こえない彼らであるが、それでも、というかそれだからこそというべきか、一層の凄味を感じさせる演奏であった。
変わらないものの強さみたいな。
偉くなってもチンピラみたいな。

(後半戦に続く)

Image_mh

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