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2010年5月18日 (火)

【追悼】米歌手R・J・ディオ氏死去

なんてことだ。
闘病中とは聞いていたが、亡くなってしまうとは思わなかった。

日本では、“ヘヴィメタ界のサブちゃん”と呼ばれて親しまれていたそうだが(なんだそりゃ)、確かに老いてますます盛んな佇まいは、そういう形容もあながち間違っていなかったのかも。

よくよく考えてみると、我々世代がロック聴き始めのころのスタープレイヤーは、ほとんど還暦過ぎのじいさまになっており、いつ亡くなっても何の不思議もない。
ロニーも1942年生まれだから、レインボーで歌っていたときで既に30歳を超えていたのか。
なかなか苦節の人だったのだなぁ。

2007年のHeaven and Hell来日公演が、ロニーを生で見た最初で最後になった。
再結成バンドにありがちなじいさんバンドの集金ツアーという枯れた雰囲気は微塵もなく、現役感むんむんの熱いパフォーマンスだったなぁ。
そのときでも既に65歳・・・。
普通なら、会社もリタイアして孫に囲まれて穏やかな隠居生活を送っていてもなんら不思議のない年齢である。
きっとプライベートでは、ロニーもそういう面があったのだろう。
名も成し、財も成し、普通ならフロリダあたりで優雅に暮らしていてもよさそうなものだが、極東の島国で小猿のように跳ね回り、「暴徒の掟~」とか「天国と地獄ぅ~」などとこぶしを効かせて歌っていたのだ。

近年、同世代のじいさんバンドの公演をいくつか見たが、やはり全盛期のすごさは感じられず、いささか残念な感じで帰途につくこともままあった。
特にボーカルは肉体労働なので、衰えは顕著にわかる。
全盛期のロニーは見ていないが、07年であのすごさだったら、80年だと、もうたいへんなことになっていたのだろう。
返す返すも80年のブラック・サバス京都公演を見逃したのが悔やまれる。
きっと、一生後悔し続けるのだろう。

そんなわけなので、今夜はレインボーとサバス(とディオ)を聞きながら、ロニーの冥福を祈ろうと思う。

Ts3g0156

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