20世紀少年<最終章>ぼくらの旗
第一作は、原作に忠実にあろうとしたあまりに映画としては首をひねらざるを得なかった。
第二作は、上映中に激しく尿意を催したため、後半はほとんど記憶になかった。
しかし、二作とも、だいぶん話を端折っているが概ね原作に沿ったストーリーでそれなりに納得できたが、第三作では原作と違う結末が用意されているという。
ははぁ、あそこだな。
と予想したが、果たしてどうか。
というわけで、さっそく観てきた。
以前も書いたが、原作は連載終了後しばらくしてから古本屋をめぐって全巻買い集めて一気に読んだ。
あれだけ長く込み入ったストーリーだから、後からまとめて読むと腑に落ちないところだらけだし、まぁ、それは長期連載にありがちなことで、しかも浦沢作品だから引いては寄せるの繰り返しで、張めぐらせまくりの伏線がそのまま埋もれてしまうことは多々あるのだが、それにしてもどうしても納得のいかない場面があった。
そのシーンは全編のクライマックスとでもいうべきところで、えぇ、なんでケンヂはそういうことする?と思った。
原作では、そのシーンの後も2冊分のストーリーが続くので、まぁ、それもありかな、と。
しかし、映画化するにあたって、あそこは絶対に変えるべきだと思ったし、実際そうなっていた。
あそこは変えないと映画的には大団円にならないよな。
原作読んでない人には何のことやらわからないだろうが、読んだ人ならわかると思う。
それはさておき、主人公遠藤ケンヂの名前の由来になっていると思われる遠藤賢司やサディステッィク・ミカ・バンドの高橋幸宏なども出演していて、なかなか70年代なテイストが漂い、ちょっと感動したぞ。
帰りに本屋さんで花輪先生の再発本「ニッポン昔話(下)」を購入。
オリジナルはヤフオクでは相当な高値で取引されているが、こうやって普通に書店で買えるとは、いい時代になったものだ。
去年あたりから花輪先生の旧作の復刊が続いているが、なにか再評価の機運が高まっているのだろうか。
ちなみに、写真の右上のCDが唯一持っている遠藤賢司のCD「東京ワッショイ」。なんだかよくわからないパワーに満ちた快作。
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