Forefinger Live at Modern Times 2009/06/27
ときどきお邪魔して下手なフルート、サックスを披露しているForefingerのライブであった。
今回は、バンドの創立メンバーであるMFCオーナーの参加するラストライブということもあり、気合を入れて臨んだ。
記録をひもとくと、2004年の6月が「衝撃のファーストライブ」だから、もう5年にもなる。
結構長い間おつきあいいただいている訳だ。
Forefingerは、その名の通りForeignerのコピーを中心としたバンドである(恐らく日本唯一)。
プロジェクト的に「~のコピバン」を作ってライブを一本やっておしまい、というスタイルのコピバンが主流の中、固定メンバーで続けていて、しかもセットリストは毎回違っている(そういえば、もう"Long way from home"のサックスも長く吹いてないなぁ)ということは賞賛に値すると思っている。
演奏の安定感、メンバーのリレーションシップの高さ、毎回多種多様なコスプレ(^^;、即席バンドではなかなか出せない味がある。
さて、いつもは2~3曲、ちょこっとだけ吹くというのが参加形態だったが、今回は"Starrider"をライブバージョンで演奏することになり、なんとフルートソロが延々と続くという構成になっている。
えらいことになったなぁ・・・と思っていたけど、何回かリハを重ねて、だいぶん型にはまってきて、これならまぁ、本番でも大丈夫?というところまで漕ぎ着けた。
当日は3時に会場入り。
Modern timesとは、かの有名なRAGの入っているビルの地下になる、こじゃれた感じのライブハウスというよりライブパブレストランという感じのお店。
客席もテーブル席で店内の雰囲気も明るい。
会場に入るとPA担当の方が、挨拶に来られた。こういうことって、当たり前のように感じるけど、実はめずらしいことである。
お店の経営姿勢がうかがえて、なかなか好印象。
リハが終わって、空き時間もあったので、会場からほど近いBOOK OFF三条京阪店に行って、以下の3冊をゲット。
ラブクラフト全集6 H・P・ラブクラフト 東京創元社
対訳ブレイク詩集 ウィリアム・ブレイク 岩波書店
捏造された王国 島崎晋 学習研究社
ラブクラフトはいわずとしれたコスミックホラーの巨匠。
実はよた帝の歌詞は直接、間接的に大いに影響を受けている。
ブレイクは英国の国民的詩人。日本で言ったら芭蕉みたいなものかな?
プログレ者の間ではELPの「聖地エルサレム」の作詞者として名高い。もちろん本日の対バン、Sons of eveに敬意を表して買ってみた。
「捏造された王国」ってのは、どうもいわゆるトンデモ系古代史本らしいが、出雲王朝VS大和王朝ネタというのに興味があるので、ついつい。
失われた出雲王朝の末裔を自認するものとして、避けて通れないテーマである(ウソですよ)。
そんなこんなで会場に戻ると既に演奏が始まっていた。
最初はエムクラフト。最近デビューした若手ポップバンドらしい。若々しくって、いい演奏だった。
二番目は田辺モット氏を中心とするセッション。
ドラムに内伸ことぼじお君、ギターにStonecold氏と見知ったメンバーが参加していた。
最後にクリムゾンの「レッド」をやっていた。昔々によた帝でも散々演奏した曲なので、懐かしい気分で聴いていた。
一時期、ぼじお君によた帝で客演してもらったとき、彼はブラフォード嫌いを公言していたが、やはり今回も彼のプレイはブラフォード的というよりテリー・ボジオが「レッド」を叩いたら、という感じだった。
以前、客演してもらった「宮殿」も、マイケル・ジャイルス的ではなく、やはりテリー・ボジオが叩いたら的な感じなっていたことが思い出される。
終演後、かの偉大なドラマー、テリー・ボジオにあやかった二人のドラマー、ぼじお君とてりいさんとにはさまれてUK再結成談義に花を咲かせた。
個人的な結論としては、ドラム=テリー・ボジオ、キーボード=エディ・ジョブソン、ボーカル=ジョン・ウェットンで、ベースを誰か別の人(トレイ・ガンあたり?)でやっていただきたい、ということになった。
さて、長い前振りであったが、Forefingerの演奏である。
結論をいうと、まことに申し訳ない、とメンバーに陳謝したい気分だ。
せっかく長時間いただいたソロでぐだぐだになってしまった。
さらに、どうも演奏中に違和感があったのだが、客席ではフルートのピッチが相当ひどいことになっていたようだ。悲しい。
とはいえ、フルート抜きの演奏は、舞台そでで聞いていたが、非常にまとまって力強いもので、さすがであった。
オーナーが抜けてもバンドは続けていくそうなので、これからもがんばっていっていただきたいと思った。
トリは名古屋からやてきた稀代のELPコピバン、Sons of eveである。
彼のライブは何度か見ているが、なによりもキーボードのVoyager氏のエマーソンなりきり具合が凄まじい。
演奏はもちろん機材からパフォーマンスから、もうエマーソンに対する愛情が溢れまくっているといつも思う。
ひょっとして世界最高なのではなかろうか。
この日のセットは、
America
The endless enigma (part1)~Fugue~The endless enigma (part2)
Tarkus
Fanfare for common man~Rondo~Nutrocker
Hoedown
(・・・だったと思う)
やや地味な印象の「トリロジー」から大作を演奏してくれたのが、非常にうれしい。
(おかげで今日は朝からELPを聴いている)
彼らの演奏を聴いていると自分の演奏の不出来なんてどうでもよくなってきた。
ベース&ボーカルのはじめちゃんがさりげなくよた帝の宣伝をしてくれていたのが、ありがたいことである。
しかし電車の時間及び非常な疲労感のため、打ち上げ途中で早々に退散。
帰ってから、やっぱり演奏の不出来が気になって凹状態。
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